うつ病は、子どもから大人、老人まで全ての年代で様々な症状を示す。
児童・思春期
「小児うつ病」の存在も知られるようになってきたように、この年代でもうつ病になる可能性はある。成人に比べて、意識化されていない部分も多く、言語的な表現も少ないため、身体的な不調や不登校、拒食・過食などの行動が、うつ病の表現となっていることもある。
成人期
出社拒否になったり、アルコールに依存したりする背景に、うつ病が存在していることがある。過労も危険因子の一つである。また、借金やリストラなどによる経済的な問題からくる場合もある。
高齢者
孤独感や身体的な病気、経済的な不安からうつ病になることがある。「初老期うつ病」(高齢になって不安や自責、被害妄想が強くなる)が見られることがある。
また、介護をする側の家族が、身体的・精神的負担から抑うつ状態に陥ることがある。
女性
「マタニティーブルー」(お産後の一時的抑うつ)は、育児に対する自信のなさで表現されることがある。また、更年期障害と見られる症状の背景にうつ病が見られることがある。
年齢に限らず、トラウマとなるような出来事(虐待・暴力・死別・離婚・災害)などからうつ病になる場合もある。
そのほか、有名なものとして次のようなものがあるとされている。
仮面うつ病
精神的な症状がなく、おなかが痛い、熱が出るなどの身体症状に出ているもの
引越しうつ病
環境の変化と、それに伴う疲れからくるもの
季節性うつ病
気候の影響を受けて神経伝達物質に変化がみられる |