城本クリニックの徹底取材レポート!

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基礎知識

脂肪吸引の歴史

脂肪吸引術にも既に30年程の歴史がある。脂肪除去に対する需要の高さもあって、形成外科医や美容外科医による積極的な研究が行われ、現在では安全性の確立された術式として認められてきている。

閉鎖式脱脂術
切開をしない脂肪除去の方法として初めて行われた手術が閉鎖式脱脂術である。脂肪を掻き出す方法で、1921年にフランスの有名なダンサーに対して行われたが、結果は血管の損傷によって大腿部の切断という不幸なものとなった。この後、この方法は行われることがなくなったようである。

脂肪吸引の始まり
1970年代に入ると脂肪を掻き出すと同時に電動吸引する方法が考案され、1970年代後半には吸引用のカニューラが使用されるようになったが、合併症が多く安全な手術という認知は得られなかった。

脂肪吸引術の発展と普及
フランスのIllouzは、脂肪細胞の結合を緩める注入液を使用した脂肪吸引を研究・開発し、以後、脂肪吸引術は次第に正当な外科的手術として認知されるようになる。
特に、1982年に米国形成外科学会での調査によりその有効性が確認されると、急速に世界の注目が高まるようになった。

術式の確立と進歩
普及が進む一方で依然として採りむらによる凹凸や大量の出血など、多くの課題を抱えていたが、1990年に開発されたチューメセント(tumescent)法が行われるようになって出血のリスクが大きく改善されるようになった。
さらに、用途や部位に応じたカニューラの開発、細分化も進み浅層脂肪吸引(Superficial Liposuction)法や、超音波を利用した超音波吸引法も確立されていった。

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