城本クリニックの徹底取材レポート!

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基礎知識

脂肪吸引の実際

脂肪吸引の適応と注意点
脂肪吸引術の適応については、以下のような項目を検討する必要がある。

■皮下脂肪の量
手術希望箇所の皮下脂肪が少なければ適応にならない。逆に多いからといっていくらでも吸引できるというものではない。

■皮膚の弾力性
皮膚の弾力性が低い人(年齢が高い人に多い)の場合、脂肪吸引量が多いと皮膚がたるんで逆に外見を損なってしまう可能性が出てくる。たるみが顕著な症例では、皮膚切除手術が必要になることがある。

■健康状態や過去の病歴
脂肪吸引術は決して体に負担の少ない治療ではない。術中、術後の出血や細菌感染などに対して細心の注意が必要である。以前の手術歴や服用中の薬、糖尿病、高血圧といった疾患の有無について正確に医師に伝えることが大切である。特に、貧血の有無は適応を決める上でとても重要となる。

手術方法

■麻酔方法
脂肪吸引術は一般的に全身麻酔下で行われるが、小範囲であったり日帰りで治療を行う場合に局所麻酔、鎮痛剤を併用し治療が行われる。手術中の緊張や不安を無くすための鎮静麻酔も効果的である。

■手術方法
手術方法としては、脂肪を吸引する部位に数ミリの小さな切れ目を作り、そこからカニューラと呼ばれる細いストローのようなものを挿入し、吸引機を使用して脂肪を吸い出していく。超音波脂肪吸引法浅層脂肪吸引(Superficial liposuction)といった術式が利用されるようになったが、チューメセント法(tumescent)をベースとして行われるものである。
同時に数箇所の手術が可能であり、時間的としては1時間以上、手術箇所が多ければ数時間が必要となる。

■術後の生活
術後数日間は腫れや内出血が強く、徐々に軽減していくが2週間程度は続く。完全に腫れがなくなるのは2〜3ヶ月を要するとも言われる。
腫れを最小限にするために圧迫をかける特殊な衣類(ガーメント)を身につける。術直後は包帯やタオルでより強い圧迫をかけることもある。通常、1ヶ月以上の装着が必要となる。

職場復帰など、日常生活には1週間程度で復帰が可能であるが、手術の規模や術後の経過によっては慎重になるべきであり、医師の指示を仰ぐようにする。

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